待合室のアレって何?

福るん日記

医療のお役立ち情報をお伝えする「福るん日記」へようこそ、こんにちは、福るんです。

おかげさまで無事開院1周年を迎え、スタッフ一同、感謝の気持ちを忘れず、今年は「飛躍」の年にできるよう引き続き精進してまいります。気持ち新たに、いかなるときも「笑顔」で、今この瞬間を精一杯生きながら全力疾走で日常診療に邁進させて頂きます。

ところで皆さま、待合室に不思議な木製の器具が置いてあることにお気付きでしたでしょうか?
こんな感じのものです。

ジグリング(jiggling)ってご存知でしょうか。
日本語でいう「貧乏ゆすり」のことです。
ご存知の方もおられるかもしれませんが、この貧乏ゆすりが、股関節の軟骨再生に効果があること言われれています。どうやら貧乏ゆすりの細かい振動が股関節軟骨の再生に良いようです。
以前から待合室での待ち時間の解消の一環で、何かいいものはないかなぁといつも考えていたのですが、ある日ネットで色々と調べておりましたら、この木製のかわいらしい器具に辿り着きました。
木の優しい雰囲気を持ち合わせたこの器具は当院も待合室にもぴったりで、待ち時間解消の一助として股関節周囲筋の強化、さらには軟骨再生にもきっといいはずだ!と思い、すぐに購入し待合室に置かせて頂きました。

リハビリ前に5分ほど、足ふみをして頂くと、足がほぐれ体が温まるため足腰のウォーミングアップとなり、その後のリハビリがとっても捗ります。股関節を動かすことで、インナーマッスル(腸腰筋)もほぐすことができます。腸腰筋が緩むと腰痛の緩和や腸の活動が活発になり、便秘の改善、栄養の吸収率向上なども期待できます。
他にも、足ふみ運動をすることにより下半身の多くの筋肉を無意識に動かすことができます。とりわけ、ふくらはぎ(第二の心臓)を動かすことによって足のポンプ運動が始まり、70%が下半身にあるとされる血液(酸素と栄養)をより快適に体の隅々まで送り届けます。
股関節の軟骨再生のためには、1日2時間以上貧乏ゆすりをしないといけないと報告されていますが、待ち時間を少しでも有意義な時間にして頂きたい、その一心で設置させて頂きました。
これまでに数名の患者さまから自分も買いたいとのご相談を頂きました。
もしご興味のある方がおいでましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
ちなみに、「あしふみ健康ライフ」という商品です。

5月15日からリハビリの体制が一新し、患者さまには混乱とご迷惑をおかけしているのではないかと思います。この場をお借りしてお詫び申し上げます。
理学療法士さんの施術をしっかり受けて頂きたい、待ち時間を少しでも少なくしたい、この2つの思いを解決すべく色々と悩んだ結果、新しい試みを開始させて頂きました。始まったばかりで、これから改善しなければいけない点もたくさん出てくるかと思いますが、リハビリに関して気になることがございましたら遠慮なくスタッフまでお申し付け頂けますと嬉しく存じます。

7月からまた一人、有望な理学療法士さんが入職してくれます!
乞うご期待ください。

ちなみに私事で大変恐縮ではございますが、この度、関節外科医である私が脊椎脊髄病認定医も取得することができましたので、ここにお知らせ申し上げます。

関節疾患、スポーツ疾患、リウマチ疾患に加えまして、首、腰といった脊椎脊髄疾患につきましても、これまで以上に専門知識を持って診療に当たらせて頂きます。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

ちなみに愚生、プライベートでも新たな挑戦に向って動き出しました!
えっ、何々?どうしたん??って思われているかもしれませんが、安心してください。
I’m wearing!!  Pants!
ではなく(くだらないですね、ごめんなさい)、詳細はまた追々、この「福るん日記」を通してご報告させて頂きます。お楽しみに。

 

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