おかげさまで開院1周年

福るん日記

医療のお役立ち情報をお伝えする「福るん日記」へようこそ、こんにちは、福るんです。

サクラも早々と散り、まだ肌寒さを感じる日もあれば、30度近い真夏日のような日もあったりして、まだ4月下旬というのに、今年の夏はどれくらい暑くなるのかしら?って心配になる今日この頃ですが、ついこの間、新年のご挨拶をして、開院1周年はまだまだ先の話だなぁ、、、なんて思っていたのも束の間、気がつけば開院1周年も慌ただしく過ぎ去り、おかげさまで日々の診療に追われる毎日を過ごさせて頂いております。

おかげさまで、4月18日をもちまして、大きなトラブルなく無事、開院1周年を迎えることができました。

日々遅くまで全力投球してくれているスタッフの皆さん、お世話になっている関係各所の方々、数ある医療機関の中から当院を選んで受診頂いている患者さまに、今一度、厚く御礼申し上げます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

思い起こせば開院日、夜10時を過ぎてもまだみんなで必死に診療していた光景が脳裏に蘇りますが、たかだか1年されど1年、あれから1年が経ったんだなぁと思うと感慨深いものがあります。

ゼロからの開業。うまくいくのだろうか、患者さまは来てくださるのだろうか、、、

期待よりも不安の方が強い気持ちをスタッフの皆さんには悟られまいと心の奥底にしまい込んで、右も左もわからない中、手探りで診療していた開院初期の頃が、遠い昔のような、はたまた昨日のことのような、、そんな不思議な感覚を覚えながら、開院1年を振り返るべく「福るん日記」を更新しています。

 

この1年、想像していたよりもずっとたくさんの患者さまにご来院頂いており、本当に嬉しく思うと同時に、感謝、感謝、感謝に尽きる1年となりました。医科大や小松ソフィア病院で診させて頂いていた患者さまの多くが小生の後を追ってご来院頂いていること、中には金沢に留まらず能登や福井や富山や岐阜といった遠方からわざわざお越し頂いている患者さまがおられること、そして、多くの新患の方々が、知人の紹介という形で受診して頂けていることが何より嬉しく、小生の明日への活力、元気の源となっております。

余談になりますが、つい先日は、わざわざ三重県から当院のことをみつけて受診頂いた患者さまもおられました。放射状MRI撮影でしっかりと股関節の状態を評価してくれるところを探していたところ、当院に辿り着いたそうなのですが、三重県から来られると知ったときは驚くと同時に(事前に問い合わせフォームからお問い合わせ頂いておりました)、遠方から来た甲斐があったと思って頂けるように一致団結し診療に当たらせて頂こう!とスタッフみんなで朝礼にて一致団結し意気込んで診療に当たらせて頂いた日もございました。

これは愚生の力というよりも、心根の優しいスタッフの皆さんあってのことでありまして、と言いますのも、多くの患者さまから、「スタッフの皆さんがほんとに良い人ばっかりで素晴らしいクリニックやね」と言って頂ける方や、「クリニック全体が明るくて優しい雰囲気に包まれていて、いつも元気もらってますよ」って言ってくださる方、「リハビリの雰囲気が明るくて、施術も上手でほんとに楽しくリハビリさせてもらってますよ」、「ブロック注射している間、優しく背中を擦って安心させてくれる看護師さんなんて初めてやわ」、、、などなど当院スタッフに対するお褒めのお言葉をたくさん頂戴しているからです。

素晴らしい地で開業できて、素晴らしいスタッフさんに恵まれて、小生は本当に幸せもの、I was born luckyです。神様に感謝、見守ってくれている先祖に感謝、感謝、そして感謝です。そして忘れてはいけない、愚生を一番近くで支えてくれている妻、家族に感謝です。

 

そんなわけで、皆さまのお力添え合って、有難いことにとっても忙しい毎日を過ごさせて頂いているのですが、忙殺される日々の中、時折自分を見失いそうになることがあるのも事実です。そんな時に思い出す曲があります。Mr. Childrenの「彩り」という曲をご存知でしょうか。 アメリカ留学中、コロラド州にあるAvonという町からVailという町まで片道10miles 16kmの距離をマウンテンバイクでいつも通っていたのですが、その道中、イヤホンから流れてくる曲の一つで大好きな楽曲、それが「彩り」です。

 

ただ目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてく。コーヒーを相棒にして。

いいさ、誰が褒めるでもないけど。

小さなプライドをこの胸に、勲章みたいに付けて。

僕のした単純作業が、この世界を回り回って、まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく。

そんな些細な生き甲斐が、日常に彩りを加える。

モノクロの僕の毎日に、少ないけど赤黄色緑。

 

ちなみに「彩り」というタイトル。
彩りをアルファベットで書いてみると、
IRODORI
そうなんです、上から読んでも下から読んでも、イロドリ。回文と呼ばれるものです。

これは、「この世界を回り回って」や、「ただいま、おかえり」といった歌詞にも表れているように、巡りめぐって、やがて帰ってくる、という意味に繋がっているという、非常に深い歌詞なのです。

留学中、困難にぶつかったとき、何度もこの唄に救われました。とってもとってもいい曲です。ご存知の方もそうでない方も是非一度、聴いてみてください。また明日からもがんばろうって気持ちにさせてくれること間違いなしです。

以前この「福るん日記」でもご紹介したかもしれませんが、留学中に、あるフィンランドから短期留学に来ていた留学生と飲む機会がありました。その留学生が私の名前を見て、「以前、君の論文読んだことがあるよ。自分の患者さんの治療の参考にさせてもらったよ。いい仕事してるね」って言ってくれたことがありました。そのとき、この「彩り」が頭の中に自然と流れてきて、自分のした単純作業がフィンランドという遠く離れた国の人にも伝わり、役に立っていたことに鳥肌が立ち、自分の人生も捨てたもんじゃないなって思えて、涙が出そうなくらい嬉しかったことを思い出します。

 

開業準備に追われていた頃、そして開業してからのこの1年、つらくなったらいつも留学で出会った人々のことを思い出します。そしたら彼らが、「KIYO, You are great. You can do it. Go for it」って背中を押してくれているような気がして(勝手にですが、、笑笑)、よし、もう少し頑張ろう!!って気持ちを奮い立たせてくれるのです。

留学経験は私の人生に大きな「彩り」をもたらしてくれました。留学が人生の大きな分岐点となり、いつも留学から帰ってきて何年経ったなぁなんて、留学を起点に人生を振り返るようになりました。ちなみに今はというと、留学から帰ってきて早8年半の月日が流れました。

10年経ったら、また留学の地Vailを訪れて、そこから大好きなArches National Parkを目指して、「彩り」を聴きながら、アメリカの大地を車窓からもう一度肌で感じたい。
そんなことを夢見ていますが、いつになるやら、、、(笑)

 

何故か開院1周年のお話から、いつの間にやら留学の思い出話になってしまいましたが、開業して1年が経ち、この1年を振り返ったときに、この1年間の足跡である「こまつ整形外科クリニック」での地域医療も、きっと目の前の患者さまや、そのご家族、そのお友達、まだ出会ったこともない方々の笑い声を作ってゆく、そんな風にきっと繋がっている、そしてその「笑顔」が巡り巡ってモノトーンな自分の人生に彩りを加えてくれる。

そう信じて明日からの診療も全身全霊、全力疾走で、いつだって「笑顔」で、がんばって、顔晴ってまいります。

「福るん日記」を書きながら開院1周年を振り返る折、久しぶりに開院前には毎日読み返していた松下幸之助さんの「道をひらく」を書棚から引っ張り出して、開業を志した頃の自分を見つめ直しています。

 

自分には自分に与えられた道がある。

天与の尊い道がある。

どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。

自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。

広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々としたときもあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。

この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。

なぐさめを求めたくなる時もあろう。

しかし、所詮はこの道しかないのではないか。

他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでも、道はすこしもひらけない。

道を開くためには、まずは歩まねばならぬ。

心を定め、懸命に歩まねばならぬ。

それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。

深い喜びも生まれてくる。

 

自分で決めた「道」だから。あとはこのまま前進あるのみ!
Be a driver。人生の。自分の人生は自分のもの。
ちなみに最近、古くなったリーフを手放し、中古のマツダ3ファストバックを購入しました。
6速ミッション。Be a driver。

当院インスタでもスタッフのなかださんが紹介してくれましたが、いつからか「初心忘るべからず」ということで、毎朝朝礼でスタッフの皆さんと接遇マナーを確認し合いながら一日をスタートしています。

スタッフ一同、これからも「こまつ整形外科クリニック」に来てよかったって一人でも多くの患者さまに思って頂けるよう、日々研鑽を重ねながら精進してまいります。

 

こうして今、貴重な時間を割いて、この「福るん日記」をご一読頂いている皆さまのご厚情に改めまして心より感謝申し上げます。

今後とも「こまつ整形外科クリニック」を、我々スタッフ一同を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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